「不教而殺、謂之虐」
教えずして殺す、之を虐(ぎゃく)と謂う。
​（指導せずに駄目だという結果で判断する。これはむごいことである）
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「不戒視成、謂之暴」
戒（いまし）めずして成るを視る、これを暴（ぼう）と謂う。
​（注意する、気をつけよと言わずに成果だけを求める、やっておけ、と放り投げる、これを無茶苦茶という）
 
「慢令致期、謂之賊」
令を慢(ゆる)くして期を致す、これを賊（ぞく）と謂う。
​（命令をきちっと出さず期日だけを守らせる、これをそこなうと言う）
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「猶之與人也、出納之吝、謂之有司」
猶(ひと)しく人に与うるに出内(すいとう)の吝(やぶさ)かなる、これを有司（ゆうし）と謂う。
​（皆に等しく公平に与えるモノがあるにもかかわらず出し惜しみする、これを小役人根性という）